毎日頭の中が先生でいっぱいです
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こんばんは。秋ですね秋。秋がだいすきです。春になるときと秋が来るときがいちばんすきです。トラガスちゃんはたいへん元気です。
さてさて、ちょっとネタその2です。最近ちょっとネタがたのしくてしょうがない。さらさら15分くらいで書けるような。
ちなみに、前回のネタとはまったく関係ありません。
ピノコちゃんと先生。キリコ先生はいません。というわけでジャキリのジャの字もないですが(なんて珍しいこと!)、ジャピノでもありません。個人的にはジャピノはごめんなさいです。そういう方向性に向かう関係ではないとなんとなく思ってます。
最近もうピノコちゃんをかきたくってかきたくって。というわけで、それでもいい方はどうぞ。
さてさて、ちょっとネタその2です。最近ちょっとネタがたのしくてしょうがない。さらさら15分くらいで書けるような。
ちなみに、前回のネタとはまったく関係ありません。
ピノコちゃんと先生。キリコ先生はいません。というわけでジャキリのジャの字もないですが(なんて珍しいこと!)、ジャピノでもありません。個人的にはジャピノはごめんなさいです。そういう方向性に向かう関係ではないとなんとなく思ってます。
最近もうピノコちゃんをかきたくってかきたくって。というわけで、それでもいい方はどうぞ。
洗い物をする音と、ときどき音程のはずれる流行歌(らしい)がやんだと思ったら、お茶ですわよ、という声とともにノックなしで部屋のドアが開いた。お茶ではなくコーヒーの香りが鼻をついた。ピノコが頼みもしないのになにかしてくれるときには、たいてい裏がある。案の定コーヒーカップを置くついでに自分も机の上によじのぼって、首をかしげて見つめてきた。
「机は椅子じゃないぞ」
「らって、椅子になんか座ってたやいっちゅも先生見上げなくちゃなんないれしょ、首が疲えますのよ」
ギンガムチェックのスカートからのびた脚(とはいえ短い)をぶらつかせて、ピノコは鼻を鳴らした。妙に納得してしまったので、ブラックジャックは眉を吊り上げ、コーヒーをひとくちすすった。そういえば、ペットの小型犬などは飼い主をいつも見上げているので首がこるのだというような話をどこかで聞いたような気もする。
「ねえ先生」
新聞を読むことを、彼はひとまずあきらめた。
「なんだ」
「ピノコお願いがあるんらけどお……」
眼をほそめ、まばたきをして最大限しなをつくり、ピノコ本人は艶めかしい部類に入ると思っているであろう笑みを浮かべた。
「おちゅかい用のバッグがほちいのよねえ」
ああなんだ、そんなことかと、彼は安堵した。ピノコがこういう似合わないしなをつくるときには、だいたいとんでもない要求が待っているのが常だからだ。
「買い物袋か?」
「まあ、そういうこと」
すこし顎をもちあげて、ピノコは遠くを見るような眼をした。つんとした雰囲気を演出しているものらしい。
「いまのかごもいいんらけどお、そよそよぼよっちくて持ってくのはずかしいわのよ。だかや、あたやしいの買ってもいいれしょ?」
「そのへんは主婦にまかすよ」
主婦、と云われたことに気を良くしたのか、ピノコは歯をむき出して笑った。
「じゃあ、おことばに甘えてバーキン買うわのよ」
ブラックジャックは、口にふくみかけていたコーヒーをふきだしそうになり、あわててカップを机に置いて、鼻の下をぬぐった。
「バーキンっておまえ」
「ピノコ思うんらけど、バーキンっておちゅかい用にとってもいいと思うわのよ。丈夫らし。そしたらバーキンでバーゲンいくんらかや」
「あのなあ、いくらすると思ってんだ」
「あん、100万くやいよ。先生だったや、ちょっとばんそうこうはったや稼げゆくやいの金額れしょ」
おまえはおれの仕事をなんだと思ってるんだいというのはやめた。どうも、自分は彼女の金銭感覚を養ううえではあまりほめられた仕事をしていないようだ。
「だめ。そのへんのズタ袋で十分」
あんもう、やっぱい、と頬をふくらませ、ピノコは机からとびおりた。
「先生、あんまいけちけちすゆとお金がまわってこなくなゆのよ。貧乏な先生のおくたんなんてちてあげまちぇんよ」
どこでおぼえたのかそんな捨て台詞を残して、ピノコはいつものぼろいかごバッグをもっておつかいに出かけて行った。女はなぜブランド品をほしがるのかということについて、他人事ではなくすこしまじめに考えてみる必要があるのかもしれない。ブラックジャックはおおきくため息をつくと、コーヒーカップの中のいくぶん濃いめのコーヒーを飲みほした。
わたくしのピノコちゃん。こんなかんじ。心の中ではああ先生バーキンくらいは知ってんだ、とか思ってたらいいなあっていう。
彼女は強くたくましいっていうイメージ。そんで、クリスマスにはダイヤモンドとチョコレートをねだるっていうかんじ。そういう典型的な要求をして、なんて典型的、これぞ女のしあわせだわとか思って、わざとらしさをたのしむ。そういうひねくれてるとも云えるけど、超ピュアにロマンティストな、とびきりのリアリスト。先生の偉大なる相棒。
ぽやぽやしてる彼女も好きだけど、でも先生と渡り合えるくらいだから、もうあたしったらいやな女って思うくらいの確信犯なかんじがいいなと思って。先生が遠慮なくいられるかんじの。。
まあどのみち先生を中心に回るわけだ……わたくしの思考は。
「机は椅子じゃないぞ」
「らって、椅子になんか座ってたやいっちゅも先生見上げなくちゃなんないれしょ、首が疲えますのよ」
ギンガムチェックのスカートからのびた脚(とはいえ短い)をぶらつかせて、ピノコは鼻を鳴らした。妙に納得してしまったので、ブラックジャックは眉を吊り上げ、コーヒーをひとくちすすった。そういえば、ペットの小型犬などは飼い主をいつも見上げているので首がこるのだというような話をどこかで聞いたような気もする。
「ねえ先生」
新聞を読むことを、彼はひとまずあきらめた。
「なんだ」
「ピノコお願いがあるんらけどお……」
眼をほそめ、まばたきをして最大限しなをつくり、ピノコ本人は艶めかしい部類に入ると思っているであろう笑みを浮かべた。
「おちゅかい用のバッグがほちいのよねえ」
ああなんだ、そんなことかと、彼は安堵した。ピノコがこういう似合わないしなをつくるときには、だいたいとんでもない要求が待っているのが常だからだ。
「買い物袋か?」
「まあ、そういうこと」
すこし顎をもちあげて、ピノコは遠くを見るような眼をした。つんとした雰囲気を演出しているものらしい。
「いまのかごもいいんらけどお、そよそよぼよっちくて持ってくのはずかしいわのよ。だかや、あたやしいの買ってもいいれしょ?」
「そのへんは主婦にまかすよ」
主婦、と云われたことに気を良くしたのか、ピノコは歯をむき出して笑った。
「じゃあ、おことばに甘えてバーキン買うわのよ」
ブラックジャックは、口にふくみかけていたコーヒーをふきだしそうになり、あわててカップを机に置いて、鼻の下をぬぐった。
「バーキンっておまえ」
「ピノコ思うんらけど、バーキンっておちゅかい用にとってもいいと思うわのよ。丈夫らし。そしたらバーキンでバーゲンいくんらかや」
「あのなあ、いくらすると思ってんだ」
「あん、100万くやいよ。先生だったや、ちょっとばんそうこうはったや稼げゆくやいの金額れしょ」
おまえはおれの仕事をなんだと思ってるんだいというのはやめた。どうも、自分は彼女の金銭感覚を養ううえではあまりほめられた仕事をしていないようだ。
「だめ。そのへんのズタ袋で十分」
あんもう、やっぱい、と頬をふくらませ、ピノコは机からとびおりた。
「先生、あんまいけちけちすゆとお金がまわってこなくなゆのよ。貧乏な先生のおくたんなんてちてあげまちぇんよ」
どこでおぼえたのかそんな捨て台詞を残して、ピノコはいつものぼろいかごバッグをもっておつかいに出かけて行った。女はなぜブランド品をほしがるのかということについて、他人事ではなくすこしまじめに考えてみる必要があるのかもしれない。ブラックジャックはおおきくため息をつくと、コーヒーカップの中のいくぶん濃いめのコーヒーを飲みほした。
わたくしのピノコちゃん。こんなかんじ。心の中ではああ先生バーキンくらいは知ってんだ、とか思ってたらいいなあっていう。
彼女は強くたくましいっていうイメージ。そんで、クリスマスにはダイヤモンドとチョコレートをねだるっていうかんじ。そういう典型的な要求をして、なんて典型的、これぞ女のしあわせだわとか思って、わざとらしさをたのしむ。そういうひねくれてるとも云えるけど、超ピュアにロマンティストな、とびきりのリアリスト。先生の偉大なる相棒。
ぽやぽやしてる彼女も好きだけど、でも先生と渡り合えるくらいだから、もうあたしったらいやな女って思うくらいの確信犯なかんじがいいなと思って。先生が遠慮なくいられるかんじの。。
まあどのみち先生を中心に回るわけだ……わたくしの思考は。
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