毎日頭の中が先生でいっぱいです
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こんばんは。
なんだこのあつさ。。しぬ。。と思ったので公園ですずんできました。なんか、道すがらねこの2匹くらいとともだちになりましたが、あいつら食べ物あげなかったからきっとすぐわたくしのことはわすれるだろうな。
また長いのを書きだしました。
あれです、ついに殺人事件ものです。いつできるかわかりませんが、ネタがひらめいたいので、やってみようと思います。
ちなみに推理力を発揮するミステリのようなものを書ける力はないので、そのあたりは雰囲気だけということで……。
表題の件。
ピノコちゃんが18歳で、先生の秘書で(いいかげんだが有能、おもに金を巻き上げる面で)、グラマラスなバデーとコケティッシュな魅力あふれる顔をもち、やる気なさげに電話に出たり無精な先生のかわりに手紙を出したり銀行に行ったりしているといいなあ、という妄想があるのです。そういう設定では、キリコ先生が同棲しててもいいと思うんです。ちょっとした別世界ですね。こういうのパラレルっていうんですかね。
ちょっと70~80年代のアメリカドラマみたいな(あんまり詳しくないんだけど)雰囲気で展開されたら素敵だなあと。医療行為以外はまるでだめな無免許医と、その秘書(半分家政婦ならびに妻)、およびもと医者のぐだぐだした日常。基本設定は変わらないのに、ピノコちゃんが変わっただけで結構変わると思うのよ。
というわけでお叱りを承知でちょっと書いてみます。昨日あげたピノコちゃんの絵を描いてるときにふと思いついたもの。
くれぐれも許せそうと思った方のみお読みください。
なんだこのあつさ。。しぬ。。と思ったので公園ですずんできました。なんか、道すがらねこの2匹くらいとともだちになりましたが、あいつら食べ物あげなかったからきっとすぐわたくしのことはわすれるだろうな。
また長いのを書きだしました。
あれです、ついに殺人事件ものです。いつできるかわかりませんが、ネタがひらめいたいので、やってみようと思います。
ちなみに推理力を発揮するミステリのようなものを書ける力はないので、そのあたりは雰囲気だけということで……。
表題の件。
ピノコちゃんが18歳で、先生の秘書で(いいかげんだが有能、おもに金を巻き上げる面で)、グラマラスなバデーとコケティッシュな魅力あふれる顔をもち、やる気なさげに電話に出たり無精な先生のかわりに手紙を出したり銀行に行ったりしているといいなあ、という妄想があるのです。そういう設定では、キリコ先生が同棲しててもいいと思うんです。ちょっとした別世界ですね。こういうのパラレルっていうんですかね。
ちょっと70~80年代のアメリカドラマみたいな(あんまり詳しくないんだけど)雰囲気で展開されたら素敵だなあと。医療行為以外はまるでだめな無免許医と、その秘書(半分家政婦ならびに妻)、およびもと医者のぐだぐだした日常。基本設定は変わらないのに、ピノコちゃんが変わっただけで結構変わると思うのよ。
というわけでお叱りを承知でちょっと書いてみます。昨日あげたピノコちゃんの絵を描いてるときにふと思いついたもの。
くれぐれも許せそうと思った方のみお読みください。
「あん、もう」
ピノコはマスカラの容器をゴミ箱めがけて放り投げた。横にあるソファで、魔術書かと思われるような紫の表紙の古くさい分厚い本をひらいていたキリコが眉を吊り上げ、ついで顔を上げた。
「いかがなさいました」
「ぜんぜんなってないの、ウォータープルーフってかいてあんのよ、汗にも皮脂にも強いってちゃんと箱にかいてあんのよ、なのにさ、なんなのよさ。ほんの2時間前にぬったばっかじゃない、なんでもうとれてきちゃうわけ?屋外労働したわけでもないのにさ」
そう云われてみてみれば、たしかにピノコの目の下に、くまのように、黒くうっすらとマスカラのしみがひろがっていた。
「だまされた。これ4千円ちかくしたのに。また新しいの探しに行かなきゃ」
キリコは彼女が思いきりよくほとんど新品の製品を放り投げたのにも驚いていたが、それにもましてそんなものが4千円もすることに、ふかく驚嘆していた。
「こないだドラッグストアで買ったやつなんて千円しかしなかったんよ。だけど、泣いても顔洗ってもこすってもなにしても落ちなかったのに。ブランドなんてみんな死んじゃえ」
彼女はそう云って手鏡を放りだし、ソファに寝そべった。往々にして、世の中とはそんなものだ、とキリコは云おうかと思ったが、やめておいた。
分厚い木のドアが開いて、眠たげな眼をしたブラックジャックがあくびをしながら入ってきて、キリコの膝の真上に倒れた。
「おかいんなさい、先生」
ピノコがソファにうつぶせになったままでこたえた。
「あっちい……」
かろうじてそれだけつぶやくと、彼は目を閉じた。キリコは手をうちわがわりにして、微々たる風をおくってやった。
「そりゃそうよ、8月がさむかったらおかしいわのよ」
「それにしたってばかに暑いよ。おれが暑いっていうんだからよっぽどだ。さすがのおれも今日はコートをぬいだよ」
ピノコはリモコンをさぐりあててテレビをつけた。昼どきのニュースをやっている。全国的に猛暑日で、このあたりの気温は日中40度までなるから熱中症などに気をつけて水分をとれ、とわめきたてている。
「今日はマスカラ、買いに行くのやめるわ」
ピノコはため息をついた。
「昨日買ったばっかじゃないか」
金のことになると妙にうるさいブラックジャックが半分寝ながら口をきいた。
「だめだったの。廃棄処分よ。抹殺、処刑、獄門さらし首」
キリコはうっかりその光景を想像してしまい、身震いした。
「この枕いつからバイブつきになったんだ」
ブラックジャックが文句を云った。
「ああ、すみません」
キリコがあやまり、しばらく沈黙が流れた。やがてブラックジャックのいびきがきこえてきた。
テレビはひとがひしめきあっている海辺からの中継になった。夏休み真っ最中の休日、ひとびとはばかのひとつ覚えのように、こぞって海に出かけているらしい。
「海に行きたいわ」
ピノコが唐突に云った。
「私は行きたくありませんよ」
「でも行くの。いいじゃない、どうせすぐそこよ」
「近い遠いの問題じゃないんです……そりゃあねえ、あなたは海がよくお似合いでしょうよ、まだ若いし、おきれいだし。だけど私はもうへろへろのおじさんで、海なんて……」
「行くったら行くの。明日よ。あたしやっぱりマスカラ買ってくるわ。絶対とれないやつよ。それから、透明のグロス、日焼け止め。ドラッグストアいってこようっと!」
ピノコは起き上がり、矢のような素早さで、バッグにこまごましたものをつめこんで、化粧を直し、サンダルを引っ掛けて出ていった。
「おやおや」
キリコは笑って、ブラックジャックの上に載せないようにすこし苦労して分厚い本をひらいた。その本の下で、昼寝中の先生が、ひときわ大きくつまったような短いいびきをかき、なにやらうなって、またやすらかにいびきをかきはじめた。
ピノコはマスカラの容器をゴミ箱めがけて放り投げた。横にあるソファで、魔術書かと思われるような紫の表紙の古くさい分厚い本をひらいていたキリコが眉を吊り上げ、ついで顔を上げた。
「いかがなさいました」
「ぜんぜんなってないの、ウォータープルーフってかいてあんのよ、汗にも皮脂にも強いってちゃんと箱にかいてあんのよ、なのにさ、なんなのよさ。ほんの2時間前にぬったばっかじゃない、なんでもうとれてきちゃうわけ?屋外労働したわけでもないのにさ」
そう云われてみてみれば、たしかにピノコの目の下に、くまのように、黒くうっすらとマスカラのしみがひろがっていた。
「だまされた。これ4千円ちかくしたのに。また新しいの探しに行かなきゃ」
キリコは彼女が思いきりよくほとんど新品の製品を放り投げたのにも驚いていたが、それにもましてそんなものが4千円もすることに、ふかく驚嘆していた。
「こないだドラッグストアで買ったやつなんて千円しかしなかったんよ。だけど、泣いても顔洗ってもこすってもなにしても落ちなかったのに。ブランドなんてみんな死んじゃえ」
彼女はそう云って手鏡を放りだし、ソファに寝そべった。往々にして、世の中とはそんなものだ、とキリコは云おうかと思ったが、やめておいた。
分厚い木のドアが開いて、眠たげな眼をしたブラックジャックがあくびをしながら入ってきて、キリコの膝の真上に倒れた。
「おかいんなさい、先生」
ピノコがソファにうつぶせになったままでこたえた。
「あっちい……」
かろうじてそれだけつぶやくと、彼は目を閉じた。キリコは手をうちわがわりにして、微々たる風をおくってやった。
「そりゃそうよ、8月がさむかったらおかしいわのよ」
「それにしたってばかに暑いよ。おれが暑いっていうんだからよっぽどだ。さすがのおれも今日はコートをぬいだよ」
ピノコはリモコンをさぐりあててテレビをつけた。昼どきのニュースをやっている。全国的に猛暑日で、このあたりの気温は日中40度までなるから熱中症などに気をつけて水分をとれ、とわめきたてている。
「今日はマスカラ、買いに行くのやめるわ」
ピノコはため息をついた。
「昨日買ったばっかじゃないか」
金のことになると妙にうるさいブラックジャックが半分寝ながら口をきいた。
「だめだったの。廃棄処分よ。抹殺、処刑、獄門さらし首」
キリコはうっかりその光景を想像してしまい、身震いした。
「この枕いつからバイブつきになったんだ」
ブラックジャックが文句を云った。
「ああ、すみません」
キリコがあやまり、しばらく沈黙が流れた。やがてブラックジャックのいびきがきこえてきた。
テレビはひとがひしめきあっている海辺からの中継になった。夏休み真っ最中の休日、ひとびとはばかのひとつ覚えのように、こぞって海に出かけているらしい。
「海に行きたいわ」
ピノコが唐突に云った。
「私は行きたくありませんよ」
「でも行くの。いいじゃない、どうせすぐそこよ」
「近い遠いの問題じゃないんです……そりゃあねえ、あなたは海がよくお似合いでしょうよ、まだ若いし、おきれいだし。だけど私はもうへろへろのおじさんで、海なんて……」
「行くったら行くの。明日よ。あたしやっぱりマスカラ買ってくるわ。絶対とれないやつよ。それから、透明のグロス、日焼け止め。ドラッグストアいってこようっと!」
ピノコは起き上がり、矢のような素早さで、バッグにこまごましたものをつめこんで、化粧を直し、サンダルを引っ掛けて出ていった。
「おやおや」
キリコは笑って、ブラックジャックの上に載せないようにすこし苦労して分厚い本をひらいた。その本の下で、昼寝中の先生が、ひときわ大きくつまったような短いいびきをかき、なにやらうなって、またやすらかにいびきをかきはじめた。
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